国際的な政治情報通で知られるブラジルの有名な政治風刺画家、
Carlos Latuff(カルロス・ラルフ)
がTwitterで台風2号について、次のような「これから恐怖映画が始まる」という情報を発信しました。
日本の気象庁から警告があったとのことなので、真実に基づいた、しっかりとした根拠のある情報です。
ボクがそれを日本語に翻訳したものと、ポルトガル語の原文を以下に示します。
Carlos Latuff
@LatuffCartoons
2時間
今日(日本の4月18日 日曜日)、私は午後6時40分(ブラジル時間)に、ポルトアレグレのマリーニャパルケで、ラジオファックス(7795 kHz)を通して、日本の気象庁からの次の警告を受信しました。カテゴリー5の台風「スリゲ」が、まもなく日本を襲うとの警告がありました。
※radiofax(ラジオファックス)とは、
無線で送られるFAXのこと。
ポルトガル語の原文
Recebi hoje às 18h40 (horário de Brasília) no Parque Marinha, Porto Alegre, via radiofax (7795 kHz), alerta da agência meteorológica japonesa
@JMA_kishou
sobre Surigae, tempestade tropical que tornou-se um tufão categoria 5 (ventos acima de 250 km/h) que segue para o sul do Japão
実際は、どうなのか?米軍の台風専門サイトで、詳しく調べてみました。
以下より調査結果です。
情報出所:
JTWC
Joint Typhoon Warning Center
(アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター)
以下の画像は、最新の台風2号の進路等の予想図です。
23日(金)まで、出ました。
右側に、解説があります。
super typhoonになってます。
そして、最大瞬間風速は、
180KNOTS(ノット)とあります。
180KNOTS(ノット)は、気象庁の換算表によると、
最大瞬間風速95m/s(メートル毎秒)です。
建物などが破壊されるレベルか、それ以上です。
すべてを吹き飛ばされるかもしれません。
台風2号の進路等の予想図と、解説をそれぞれ拡大したものと、拡大前のものを以下に示します。
進路等の予想図を拡大したもの↓
その予想図の右上にある解説を拡大したもの↓
スーパー台風の認定表示と、180KNOTS(ノット)の表示に赤色の★印を付けました。
KNOTSの表示は、短く略されてます。

拡大前です。
クリックすると、鮮明に見やすくなります。
今後は、北東に進むそうです。
沖縄県が直接的な影響が出そうです。
上記のCarlos Latuff(カルロス・ラルフ)が、
台風「スリゲ」がまもなく日本を襲うとの警告がありました、とTwitterに書いたのは、まずは、まもなく沖縄にほぼ上陸する可能性大、日本を襲う、と日本の気象庁が海外に情報を流してるのだと思われます。
そこから次々と、他の日本の地域を襲う可能性もあるから、注意が必要だ、ということですね。
常識で考えても、沖縄だけが限定的に被害がある、とは思えませんよね。
まぁ、日本全体を心配して、Twitterに書いたのでしょう。
沖縄の後も、どうなるのか?心配ですね。
勢力をどんどん落として、日本に一切被害がないことを祈ります。
が、今その規模で、今後、北東に進むとなると、太平洋沿岸にも広範囲で被害が起きそうですね。
4月でこれって…異常気象ですよね。
米軍やブラジルなどの海外では、台風2号の情報はどうなってるのか?早々と把握したので、お知らせしました。
まもなく、リアルの恐怖映画が始まります!
気を付けてくださいませ!