これは経済話だし、やや複雑な話になるので、なるべくシンプルにわかりやすく解説しますね。


エンゲル係数とは、世帯の総収入から、各種税金、社会保障関連費、各種保険料、借金、ローンなどの、いわゆる生活費以外を引いた「生活費」の中の、食費がしめる割合のことです。


食費にかかるお金が、家計の支出(生活費全体)の何%を占めているかを表す数値です。


だから、その数値が高いほど、生活費の額の割には食費がかかってるということになります。


となると、お金を貯金にあまり回せないということです。


だから、貯金が苦手な状態だね、対策を考えないとね、ということになります。


自炊や節約、貯金が下手だね、と人を傷つけるためのものではありません。


改善策のツボを見つけて、生活を最適化するためのツールだと思うと良いですね。


また、総務省は、世帯のエンゲル係数を見て、政策を考えたりしています。経済情勢も見えてくるのです。


エンゲル係数の計算式は、次の通りです。



エンゲル係数(%)=

食費 ÷ 消費支出 × 100



ボクは、このような面倒な計算はしないで、単純に次のようにして、自分にベストなエンゲル係数を割り出してます。


一般的に、生活費の中の食費の割合は、世帯の総収入の15~20%が理想的と言われています。


上記のように、税金やローンなどの生活費以外の支払いの総額を収入から引いて、自分の生活費を割り出します。


そして、その生活費の20%はいくらになるか?割り出します。


それが、自分にベストなエンゲル係数です。


その額を覚えておいて、毎月の食費がそれを越えるか、越えないか、を見ます。



◼️エンゲル係数を正常値に保つための技


食費の節約が、上手くいく時のツボ、上手くいかない時のツボが誰にでもあると思います。


そのツボは、人それぞれ違います。


自分のそれらのツボを知ることです。


そこから始まります。


ボクの場合は、食費の節約が上手くいかない時のツボ、上手くいくためのツボは次の通りです。


参考にして頂ければ、と思います。


朝食は、朝早いので近隣への騒音防止のため、調理が難しくコンビニで買い物するから、節約につながりません。


昼食は、テレワークではないのですが、仕事が立て込んで休憩時間が遅くなり、つい近くのカフェに行く時が多く、節約につながりません。


夕食は、仕事帰りは疲れきってるため、自炊が無理なので、コンビニめしになり、節約につながりません。


このように、節約が上手くいかないツボを明確にします。


そして、その対策のツボを考えます。


ボクの場合の対策のツボです。


朝食→騒音対策なら前日に、すぐに食べられるサンドイッチを作っておく。サンドイッチの材料のセットを数日分、まとめ買いしておく。


レタスは多めに洗っておき、ツナとキュウリのマヨネーズあえはタッパに作りおきなど。


休みの日に、加熱不要で、朝起きてすぐ食べられる五目いなりを作りおきしても良い。


他に、朝食メニューの候補は、栄養豊富なサラダと菓子パンのセット、野菜スムージーとフルーツシリアルと豆乳のセットなどです。


音が出なくて、すぐに食べられるメニューを考えておいて、何曜日にどのメニューがベストか、まで決めておく。


昼食→仕事がバタバタと立て込んだ時は、カフェに行くよりも、事前にまとめ買いした冷凍パスタと野菜ジュース!と決めておく。


冷凍食品は職場の冷凍庫に複数入れておいても良い。(必ず名前を書いて)


夕食→週に三回、鍋物にして材料をカットしておく。帰宅後、鍋に入れて加熱するだけにしておく。


ライスがなければ、うどんやラーメンを「しめ」にして食べる。


鍋なら、加熱しながら食べられるので、時短になる。コンビニに走るより早くて節約につながる。


鍋以外の日は、炊き込みご飯(ビピンバ、パエリヤ、野菜と肉の煮物の炊き込みご飯、チャーハン、タイ風や欧米風のチキンライス、ドライカレーなど)にする。


炊き込みご飯の日は、スーパーやコンビニでサラダだけ買ってくる。


週に一回は、ライスだけ炊いて、フライものとサラダをスーパーで買ってくるメニューにする。


休みの日は、残り物でカレー、お好み焼き、麺類、ポトフーおでん、根菜豊富な野菜おでん、栄養豊富なボリューミーなピザ、趣味的にアジアン料理などにする。


外食は、交際費やイベント扱いの費目にする。家計簿をつける時に食費にしない。


お弁当や惣菜、コンビニめしは、急な用事が出来た時だけにする。


これが出来たら、節約の効果は大きいですよ!


他に、重要なツボがひとつあります。


災害時や眠れない時、平常時でも夜間や昼間、お腹がすいた時などに、コンビニやスーパーでパンやおにぎりなどを買いたくなる時が、結構な割合であると思います。


ボクは、「つなぎ食」と呼んでます。


ほぼ毎日、次のような簡単な手作りの「つなぎ食」を用意してます。


栄養ミニおにぎりです。


枝豆(冷凍がオススメ)、チーズ、しそやひじき、ワカメのふりかけ、とろろ昆布などを混ぜたミニサイズのおにぎりを三つぐらい、どこに行く時にも持参してます。


桃太郎のきび団子のイメージです。


本当に節約したい時は、ジャムだけは良いものを選んで、普通の食パンにジャムをつけて半分に折って、ラップに包み「きび団子」的に持参してます。


それをやるとやらないとでは、節約に大きな差が出ます。


「きび団子」的な、おにぎりの持参を続けるコツは、豆類や海藻類を入れて、ヘルシーにすることです。


おにぎりのアイテムをたくさん用意すると理想的ですね。


夏なら、梅干しを必ず入れるか、上に乗せて、腐敗防止すると良いです。


以下は、本当に疲れはてた時に、節約と時短する裏技です。


炊飯器に普通に米を炊いて、15分ぐらい経過後、一番沸騰してるので、そこへ好みの魚や肉、厚揚げや豆腐と、平たくカットした野菜、きのこ類、あればブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜の付け合わせになるもの、殻を洗った生卵(割らないで殻のまま)などを重ならないように並べる。卵は米の奥へ沈める。


こうすると、米が炊ける頃には、すべて火が通ってます。


米と他の材料を重ならないように分けて、食器に取ります。箸とおたまのタブル使いが取りやすいです。


米以外の材料の上に、ポン酢、ゴマだれ、甘酢あん、トマトソース、クックドゥーなどの中華調味料を加熱しなくても良いので少量を、あとがけスタイルでかけると、立派なご馳走になります。


ボクは、トマトソースの代わりに、高価な質の良いケチャップを用意してます。


※節約のために、あえてケチャップやジャムは高価な質の良いものにしてます。ケチャップは、洋食屋さんのケチャップ…みたいなものです。


質の良い高価なケチャップは、立派なトマトソースになり、ピザの味付けにも役立ちます。これは便利ですよ!


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電子レンジより、炊飯器の方が電気代節約になります。


これは、凄く大きいです!


まずは、食費の節約が上手くいかないツボ、上手くいくツボを明確にすると、対策案が見えてきます。


エンゲル係数の正常値を保つと、やがて大きな貯金につながります。


引っ越し、旅行、テレワークグッズのレベルアップ、副業資金、災害時の危機管理費、万が一の医療費、老後の資金へとつながります。


エンゲル係数は、あとあと大きいですよ!


お役に立てれば幸いです。