イスラエルとパレスチナの間で、空爆や地上戦など、violence(暴力)がエスカレートしてます。


以下は、特に衝撃的な画像です。


その火の玉は、海外メディアの英語の報道で、

A ball of fire

と報じてます。


火のボールと言ってます。


詳しく解説していきます。



画像と情報出所:VOA NEWS


※VOA NEWSとは


VOAは、ボイス・オブ・アメリカの略。


アメリカ合衆国の政府が運営する国営放送。


日本語を除く、40以上の言語でニュースを配信。


アメリカの国営放送として、アメリカ放送理事会(USAGM)を通じて、連邦資金により運営されている。



記事タイトル:

Escalating Violence Between Israel, Hamas Raises Regional Concerns 


May 13, 2021 09:02 AM



記事タイトルの翻訳:

イスラエルとの暴力がエスカレートしている。ハマスは地域の懸念点をあげました。



【画像解説の翻訳】


2021年5月13日の早朝、イスラエルの空爆により、火の玉に包まれて破壊されたガザの街のAl-Walid buildingの様子。


20210515_194121



現実世界で起きてることに見えない、特殊な映像の映画や3D系のゲームのように見えますね。



この記事のURL:

https://www.voanews.com/middle-east/escalating-violence-between-israel-hamas-raises-regional-concerns



【サラートP永山よりミニ解説】


※ハマスとは


資料出所:

公安調査庁

国際テロリズム要覧2020 

国際テロ組織 ハマス(HAMAS)



●ハマス(HAMAS)は、何の略か?

Harakat al-Muqawamaal-Islamiya

の略です。


●別称:

イスラム抵抗運動

Islamic Resistance Movement


●主な活動地域:

パレスチナ自治区、イスラエル



●概要:

ハマスとは、1987年12月、ガザ地区で発生したインティファーダが、パレスチナ全域に拡大した時、「ムスリム同胞団」最高指導者シャイク・アフマド・ヤシン(2004年死亡)が、武装闘争によるイスラム国家樹立を目的として設立した武装組織。


軍事部門は、「エゼディン・アル・カッサム旅団」。



※インティファーダとは


資料出所:コトバンク


インティファーダはアラビア語。


イスラエルの占領地において、パレスチナ住民により組織された抵抗運動のこと。


語義は、「頭を上げる」「(恐怖を)振り払う」から転じた言葉で、「蜂起」を意味する。


「アラビックな蜂起」と覚えておけば、この内容が何となく、芋づる式に思い出せるのでは。





ちなみに、軍事では、地上戦は長期間出来ないものとされています。


理由は、


ドイツの軍事学者、カール・フォン・クラウゼヴィッツが「戦争論」や「頂点の思想」で、次のように説明してます。


地上戦では、作戦地域の範囲が拡大するほど、作戦線が伸長して、戦力の密度が下がる。


兵士の負担は増す。


指揮統制は、困難になっていく。


特に、敵地へ侵攻する場面で、この性質が顕著に出てくる。


要は、地上戦の戦闘地域の範囲が大きくなるほど、質が落ちてくると言ってます。


家などの大掃除に例えると、わかりやすいです。


大掃除の範囲が広くなると、疲れてきたり、クリーナーがなくなったり、雑巾が汚れてきたりして、掃除の質が落ちますよね。


それに似てます。


軍事に、ランチェスターの法則という戦闘能力を示す専門的な式があります。


ランチェスターの法則とは、


戦闘力=兵器の性能(質)×兵員数


です。


兵員数が多くても、質が落ちると戦闘能力が落ちてくることを意味してます。


ランチェスターの法則は、経営戦略にも応用されてます。


今回のイスラエルによるパレスチナへの、特に地上戦攻撃は、範囲が広いので、次第に質が落ちてくる関係から、長期間出来ないと思われます。


短期間の勝負だから、攻撃手段も大規模で思い切ってるのでは。


視野に入れてみてください!