コロナの感染者数ですが、ほぼ全国で連日で過去最多を更新してますね。
日本はコロナが本格的に流行ってから、真冬を経験してないですよね。
最初の頃、冬に感染者はいましたが、爆発的に急増していたわけではなく、冬の終わりでした。
この第三波と違います。
そろそろ真冬に入る、という真冬への入口のタイミングがヤバいです。
医学系国家資格取得者のボクが、真冬の懸念点を書きます。
コロナがまったく流行ってない、存在すらしてない年でも、毎年冬は、特に高齢者の循環器系の急病人や死者がとても多いです。
寒くなって血行が悪くなり、循環器系の急病になりやすいのです。
特に、高齢者が多いです。
毎年冬は、高齢者の循環器系の救急搬送が急増して、医学界でお決まりのパターンになっていて、問題になってます。
高齢者の循環器系の大半の急患は、自分で呼吸する力がなくなり、人工呼吸器を付けます。
受け入れ先の病院に到着する前に、救急車の中で死亡する人も多いです。
そのような患者さんは、ほとんどが搬送される前から、B型肝炎やC型肝炎になってるケースが多いです。
毎年冬は、感染症病棟が満床になってます。
今後、考えられるのは、そのような患者さんが、それらの肝炎の他にもコロナにすでに感染してるケースが増えること、まだコロナに感染してない患者さんが、病院で感染しやすくなってることです。
冬に、そのようなことが起きる可能性大なので、今後、コロナの感染者数は驚くほど倍増すると読んでます。
また、疾患を患ってる患者さんは、健常者に比べて免疫力が落ちてるため、ちょっとしたことであらゆる感染症に感染しやすくなってます。
ちょっとしたこととは、例えば、患者さんのオムツに付着した尿や便などの汚物や、食事の汚れなどに水分を少しでも付けたりして、乾燥させることから遠ざかることなどです。
免疫力が落ちてる人は、汚物や身の回りのものを乾燥させることから遠ざかると、要は水分を付けたり湿度を与えると、たちまち細菌が繁殖して、あらゆる感染症に感染しやすくなります。
どこの病院でも、特にそれを気を付けてます。
今後、院内感染が爆発的に急増すると読んでます。
冬を経験してないので、日本全体がその辺をまだ読めてないと思います。
医療の裏事情を知ってるので、恐怖を感じて骨の髄から震えてます。
連日の過去最多などの一般の報道に、上記の「コロナがまったく流行ってない時の冬の懸念点」を足し算する必要があります。
そういう患者さんたちが、コロナの感染を倍増させる可能性大です。
また、医療機関は、それを熟知しているので、高齢者で循環器系の急病人を受け入れないところが増えると思います。
院内感染の要因を受け入れることになるからです。
救急車の中で、受け入れ先の病院が決まらなくて、立ち往生して死亡するケースが増えるのでは。
医師会などが、政府や厚生労働省を攻める時が来ます。
欧州などから順に、そのようなことが始まって、日本があとを追うように同じようになるのでは。
コロナの感染が始まったのは、冬のあとですよね。
冬を経験してないことが、恐怖だと感じてます。
今現在、すでに医療用の手袋とマスクが、品薄で高値になってます。
まったく手に入らなくなる時が来るのでは。
医療用の手袋の方がマスクより、なくなりやすいそうです。
その理由は、病院では、ひとつの作業ごとに手袋を交換しないといけない決まりがあるところが多いからです。
医療従事者は、1日に作業がたくさんあるので、そのたびに手袋を交換しないとなりません。
場合によっては、手袋を二枚重ねにして付けます。
手袋が品薄だからといって、同じ手袋で作業を何回もすると、不衛生になり感染者数が増えます。
そういうところからも、院内感染が起きます。
以上の要因で、冬なので、第一波や二波の時と比べものにならないほど、感染が拡大すると思います。
視野に入れてみてくださいませ。
外出は、なるべく避けた方が良いです。
暖かくなるまで、あと4ヶ月ぐらいで長いですが、自主的にステイホームして、充分に気をつけてくださいね!