香港国家安全維持法に違反し、逮捕され、保釈された民主活動家の周庭さんは、中国の次の罪になると思われます。


「国家政権転覆扇動(せんどう)罪」です。


最初にその罪について、わかりやすく解説しますね。




最初におさえておきたい!前提知識



中国の法律の重要な話です。


中国では、よく次の重罪のニュースがあります。


「国家政権転覆扇動(せんどう)罪」で逮捕されたというニュースです。


扇動(せんどう)とは、人の気持をあおり、ある行動を起こすようにしむけることです。


「国家政権転覆扇動(せんどう)罪」とは、


中国の政権を転覆させるように、扇動する行為です。


中国政府を批判する行為や、そのような運動が、この罪になるケースが多いです。


中国では、こういうことも含めて、あらゆることにとても厳しいです。


おそらく、周庭さんも、中国や香港から見たら、この「国家政権転覆扇動(せんどう)罪」になると思われます。


先日、周庭さんが逮捕された時、すぐに「あぁ、きっとこの罪だ…」とピンと来ました。


サラートP永山は、昔から中国で逮捕された人の中国の犯罪名や、中国の法律を調べることに関心が高く、その内容をテレビ朝日「報道ステーション」に、詳しく調べて報道して!と投稿してました。


それほど、中国の政治や法律の話に関心が高いです。奥が深いからです。


この「国家政権転覆扇動(せんどう)罪」がよくわかるニュースがあるので以下に示します。


最近の香港で起きている、「香港国家安全維持法」などに関するデモは「天安門事件」と本質がよく似てます。


「天安門事件」と、結果も似てくる可能性もあります。


とても恐ろしい出来事です。


その辺も視野に入れながら、お読み頂ければ、と思います。



情報出所:huffingtonpost



記事タイトル:

中国:酒のラベルをつくって、「国家政権転覆扇動罪」?



記事タイトルのすぐ下の冒頭文:

27年前のことを記憶し、犠牲者を追悼しようという平和的な行為が、一体どんな罪に該当するというのか。



情報発信機関:

アムネスティ日本

国際人権NGO


2017年06月01日 15時58分 JST



サラートP永山が、内容を簡潔にまとめます。



天安門事件の犠牲者に、追悼の意を表そうという意味の、記念の酒と、そのラベルが中国で法律違反とされた事件が起きた。


酒のラベルは、いくつかのパターンが作られた。


天安門事件から28年たった時でも、自由に語れないという。



※ 天安門事件とは


天安門事件は、1989年6月3日の深夜から、翌4日未明の間に起きた。


重装備の部隊と数百の装甲車が、続々と北京市内に入った。


民主化を求めて中国北京の天安門広場やその周辺に集まった学生や市民を、政府の命令を受けて排除するためだ。


部隊は、民主化運動参加者や見物人に向かって銃を乱射した。


さらに、動けなくなった市民を装甲車で轢き殺した。


殺された者の中には、子どもや老人もいた。


同年6月末の、中国政府の発表によると、一連の「反政府暴乱」の中で3,000人以上の市民が負傷、36人の学生を含む200人以上が死亡、数十人の兵士も死亡。


が、アムネスティは、もっと多くの人々が殺害され、中国全土で数万人が逮捕されたと推測。


「天安門事件」について、公に自由に語ることや、犠牲者に追悼の意を表そうとすることすら、「国家政権転覆扇動」の重罪に問われるという。


中国の軍隊にいた符海陸(Fu Hailu)さんは、軍を除隊したのち、天安門事件27周年を前に、事件の犠牲者をみんなで追悼する方法を考えた。


事件を記念するラベルの「白酒」(パイチュウ)を作り、事件があった1989年6月4日を表す「8964」と同音の読みをする「八酒六四」と言う文字入りの、「銘記八酒六四」のラベルを貼った。


ネットで2本で89.64元で販売した。


「89.64元」と言う値段も、「1989年6月4日」にちなんだもの。


このメッセージは、大勢に拡散され受け入れられた。


酒は数十本売れた。


が、この酒を作った4人が、中国政府に「国家政権転覆扇動」容疑で起訴された。



このニュースのURL:

https://m.huffingtonpost.jp/amnesty-international-japan/tiananmen-square-drink_b_16876282.html




サラートP永山のコメント



中国は法治国家です。


※ 日本も法治国家で、本質的には同様です。


法治国家とは、国民の社会生活が法律で保護され、法に従って政治が行われる国のことです。


国が定めた法律に基づいて、国のすべての決定や判断が行われるとともに、国家の権力が法によって拘束されていて、法律が最も強いルールだと決められています。


法治国家のメリットもたくさんあります。


自由が優先されて、悪い方にブレないという、しっかりした芯のある国作りが出来ます。


中国政府を批判する行為は、中国という国家を倒すことにつながるという考え方のもと、周庭さんは「国家政権転覆扇動」の罪になり、逮捕されたのだと思われます。


が、それは法治国家なら、仕方ない部分もあると思います。


周庭さんとしては、香港にそういう中国が入ってきて欲しくなかった。


が、中国が香港に入らないと、デモなど暴徒化がエスカレートして長期的な大規模なテロ事件になり、どうしようもなかった。


治安維持のためには、中国が香港に入ることは仕方なかった部分もあるのでは。


周庭さんは、そもそもが香港や中国に対して、「国家政権転覆扇動」という体質の人なので、前から中国に目をつけられていて、逮捕された。


周庭さんが中国を相手にしている限り、それはついて回るのでは。


今、日本でも中国政府への反対運動が起きてます。


が、何をやっても中国には勝てなそうですね。


中国には中国の良さがあるので、良い部分を認めて、中国を信じて任せるしかないのかな?とも思います。


ボクが「中国には中国の良さがある」と思えるのは、親戚に中国人がいて、中国の東洋医学や文化で育てられた経歴があるからです。


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ボクが幼児の頃、こういうことがありました。


ボクは、おできが顔にたくさんできました。


中国人の親戚のおじさんは、ボクを膝枕にして寝かせて、キュウリの輪切りをたくさんボクの顔に並べて「おできは、これで治るよ!」と言いました。


本当に治りました。


子供の頃は、これが中国の伝承医学で、世界的に重視されてることだと知りませんでした。


なんで、キュウリをたくさん並べてるんだろう?と不思議な気持ちでした。


そのように、中国人の中で育ったので、中国には中国の良さがある、信じて良い、とも思えるのです。


天安門事件のような、一見、人権侵害的なことが起きても、そうしないとどうしようもなかった、仕方なかったのでは?原因があって結果がある、とも思えます。


もちろん、人権侵害はいけないことです。


複雑な部分も残されてます。


が、中国の法治国家で生きる以上、中国政府を信じて任せるしかない、という中国人も多いと思います。


周庭さんたちの気持ちもわかります。が、仕方ない部分も多いのでは。


…というのが、サラートP永山の意見です。


何かと参考にして頂ければ、と思います。


ではまた!



サラートP永山



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