Webライターや記者などの間で有名な話ですが、こういう分野の執筆は超めんどくさくて、薬事法に引っかかる危険性があるので、最初に重要な文章を書いておきますね。
このブログの記事は、インフルエンザの治療を保証するものではありません。
少しでも体調不良だと感じたら、速やかに医療機関に相談してください。
それでは、この冬のインフルエンザの特徴や、ボクの応急処置法などについて、書いていきますね!
まずは、インフルエンザの基本情報から。
簡潔にまとめます。
【インフルエンザの症状について】
風邪と似てる。
が、喉の痛みや鼻水、くしゃみ、咳などの風邪の症状に加えて、38~40度の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの強い全身症状を伴う。
感染から発症まで、1~5日程度の潜伏期間がある。
症状は、健康な成人なら、通常3~7日間続き、その後、治癒に向かう。
インフルエンザは、免疫の働きが正常なら、1週間程度で治る。
が、呼吸器、心臓などに慢性の病気を持つ人や、高齢者は重症化しやすい。
最悪の場合は死に至る。
インフルエンザが重症化すると、気管支炎や肺炎を併発する。
小児では、「中耳炎」や「熱性けいれん」、非常に危険な「急性脳症」などに至る可能性も高い。
『風邪かな?』と自己判断はしないで、早朝の段階で医師の診察を受けることが重症化させないコツ。
【インフルエンザウイルスの増殖のしかたについて】
気道の正常な細胞の遺伝子に、自己の遺伝子を送り込んで増殖する。
ヒトの体には、免疫機構がある。
ウイルスの増殖をいち早く察知して、免疫機構がウイルスの増殖を抑制しようと、ウイルス対免疫機構の闘いが始まる。
この闘いが、高熱と関節痛、全身倦怠感などのインフルエンザに特徴的な症状となって現れる。
熱が出るのは、自分の免疫がウイルスと闘ってる最中で、その証拠である。
ウイルスにとって高熱は、苦手な環境。
医学では、むやみに解熱薬を使って熱を下げるのは良くない、といわれている。
情報出所:
インフルエンザウイルスの怖さ
監修/北村 聖
東京大学医学教育国際協力研究センター 教授
http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_topic/topic_29/mdcl_info.html
◆
この冬のインフルエンザは微熱だけなど、症状がほとんど出ないことが多いそうです。
サラートP永山が独自に調べた、この冬のインフルエンザの症状の特徴や、見分け方に関する専門情報のまとめです。
※ 2019年 10月1日の耳鼻科医の記事です。
現在、インフルエンザ注意報発令中。
この冬のインフルエンザの特徴のまとめです。
例年なら、インフルエンザA型(1月下旬から2月上旬)が流行ってから、B型(2月中旬から下旬)が流行る。
が、すでにB型も流行しはじめている。
要は、A型もB型も両方とも注意しなくてはいけない。
連続でかかってしまう場合や、家族でも、違う型のインフルエンザかもしれない場合がある。
現在の傾向として、幼稚園・保育園・小学校低学年はB型が、小学校高学年・中学生・高校生でA型が多い。
大人は、A型もB型も混ざっている状態。
今後は、この状態が入り乱れていく可能性がある。
では、「かぜ」とインフルエンザの違いについて見ていきましょう。
インフルエンザは、かぜと違い、急に高熱が出て、頭痛や筋肉痛や、ふしぶしに痛みが出てくる。
他にも、高熱がなくて頭痛や関節痛があまりなくても、インフルエンザの場合もある。
体温が37℃台の微熱や36℃台の平熱でも、調べてみるとインフルエンザだったということは多くある。
インフルエンザは、「かぜ」に比べると頭痛や関節痛の全身症状が強く出ることが多い。
が、高熱が必ず出るとは限らない。
インフルエンザでも、前夜は高熱だったのに、朝起きたら熱が少し下がった、というように一時的に熱が下がることもよくある。
【インフルエンザと「かぜ」の見分け方について】
微熱でも、インフルエンザの可能性があるとなると、医学では症状で見分けることは難しい。
検査をしないと分からない。
次の場合は、必ず検査をしてください。
●インフルエンザ流行時期。
●家族など、身近にインフルエンザの人がいる場合。
微熱でも、だるい症状が出たら、病院に行って検査を受けましょう!
情報出所:
※ 耳鼻科医が執筆した耳鼻科のサイトです。
37度台の微熱でも危険?「かぜ」とインフルエンザについて
2019/10/01
https://washio-jibika.com/blog/
【サラートP永山のインフルエンザっぽい時の応急処置法】
病院が正月などでやってない時などの、ボクの応急処置法です。
最初に熱を測る。
37度以上なら、解熱剤をすぐに飲む。
37度以下なら、一般的な風邪薬(総合感冒薬)を飲む。
だるさや、咽の腫れや痛み、咳などの症状をチェックする。特に、だるさがあると、インフルエンザの可能性が高くなる。
咳がひどい場合、過去に咳に効いた風邪薬を飲む。
過去に、咳に効いた風邪薬の説明書に書いてある、抗アレルギー剤の名前を覚えておくと良いです。
例えば、クロルフェニラミンマレイン酸塩など。
以下の、バイタルサインをチェックする。
呼吸、体温、脈拍数、血圧のこと。
これらに異常があれば、記録を取り、あとで医師に見せる。
異常があるかないかは、息が苦しい、めまい、心臓が普段よりドキドキしてる、汗をたくさんかいてる、など自覚症状があるので、わかる。
特に、吐き気や息苦しさ、めまいがあると、他の病気の場合もあるので、注意が必要です。
吐き気は、脳に異常があるケースが多いです。
医療機関に診察してもらうまで、高熱が出たら解熱剤を飲み続ける。つらくて眠れなくなるので。
睡眠不足の防止策でもある。
医療機関に診察してもらうまで、咳がひどい場合は、上記のように自分に合った咳に効く風邪薬を飲み続ける。
薬を飲む前に、体温を測り、咳などの症状をチェックして、解熱剤か風邪薬か、どちらを飲むか、決める。
両方いっぺんに飲むと、呼吸困難などの副作用が出て危険です。
また、アルコールと薬を同時に飲むと、どちらかが強く効きすぎてしまい、危険です。
これも、やってはいけない禁止事項です。
医師に、服用した薬と服用した期間、効果、副作用などを伝えてください。
体調不良の時は、免疫力が弱ってるので、傷などから菌が入りやすいです。これも気を付けてくださいね。
また、免疫力低下の時は、手を殺菌作用のあるハンドソープで、よく洗ってください。
うがいは、イソジンで咽の奥まで入念にしてください!
うがいによって、菌が外に出ていきます。
お風呂は、だるいなどの症状が少しでもあったら、心臓など循環器系にも負担をかけるので、無理して入らない方が無難です。
お風呂は、医師に相談してください。
インフルエンザや風邪の時に、サウナやお風呂などで汗をたくさんかいて、菌を外に出そうとする人がたくさんいますが、心臓に負担をかけたり、のぼせや貧血、脳の異常などで倒れたりするので、危険です。
サウナやお風呂で倒れたら、頭を打って出血多量になることもあります。
サウナやお風呂は多方面で危険なので、甘く見ない方が無難です。
食事は食欲がないなら、無理して食べないで、美味しく食べられる消化の良い好物を食べると良いです。
例えば、ビスケット、パンなど。
インフルエンザや風邪の時は、作れるなら、うどんや雑炊などの医学用語で言う「ソフト食」を、薄味で野菜を細かく刻んで柔らかくゆでて食べるのが、ベストです。
下痢や胃痛・腹痛など、内臓に異常がなければ、りんごやみかんなど、フルーツでビタミンをとると良いです。
ゼリー飲料は、一気に大量に飲むと下痢しやすいので、気を付けてくださいね。
おかゆや雑炊などが、めんどくさい場合は、ご飯を柔らかめに炊くと良いですよ。
ご飯を柔らかめに炊くと、冷めても美味しいんです!
柔らかめに炊いたご飯が冷めても美味しいことは、ボクが自炊のお弁当で実証済みです。
いつも意識して、柔らかめに炊いてます。
夏場だけは、水分が不敗の原因になるので気を付けてくださいね。
インフルエンザは、これから流行るそうです。
寝不足、食生活、疲労に気を付けて、体力をさらにつけると良いかも!
体力がないと、薬が効かなくなります。
これだと、他の病気になりやすくなります。
皆様、お元気で!
2020年も、よろしくお願いします!
サラートP永山