結論から書きます。
温帯低気圧に変わっても、南風が強くなり、風の範囲も広がり、油断出来ません。
わかりやすいニュース記事があったので紹介します。
情報出所:テレビ静岡
記事タイトル:
【ただいま天気 9/23】
「温帯低気圧」と「台風」の違いは?
2019年09月23日(月)
参考までに、画像入れておきますね。
サラートP永山が、重要事項を簡潔にまとめます。
【23日の天気】
台風17号は、23日午前9時に温帯低気圧に変わりました。
が、それでも県内には強い南風が吹き荒れました。
最大瞬間風速は、御殿場で20メートル以上でした。
各地で南風が強まって、南寄りの暖かい空気が持ち込まれました。
その関係で、気温が上昇し、清水や三島、静岡市では30度を超える真夏日を記録しました。
【温帯低気圧と台風の違い】
温帯低気圧と台風の違いは、エネルギー源です。
台風のエネルギー源は水蒸気。
暖かく湿った空気だけで発達します。
温帯低気圧は、暖かい空気と冷たい空気がぶつかりあって、渦を巻くことで発達します。
注意事項です!
台風から温帯低気圧に変わったからといって、「弱まった」わけではないのです。
一見、台風が弱まり、平和が戻ったと思いがちです。
が、間違えないでくださいね!
温帯低気圧に変わっても、冷たい空気が入ったことで、もう一度発達して強い風の範囲が広がることもあるので、油断出来ません。
強風により、停電、断水、交通障害が起きやすいです。
このニュースのURL:
http://www.sut-tv.com/news/indiv/2355/
◆
【画像解説】
アメリカ・ネイビーの台風サイトの、9/29(日)の台風18号の画像(拡大したもの)です。
日本列島に接近する前から、かなり大きいです。
発達しながら接近するそうです。

関東に来る頃には温帯低気圧に変わっても、この大きさの分、南風は強くなり、風の範囲が広くなることが予想されます。
以下の画像のように、「金曜日頃に温帯低気圧に変わる見込み」と報道されていても、その精度が保証されてないですよね。
温帯低気圧に変わる日時や天気の内容まで、具体的に発表されてないところを見ると、現段階で的中率は完全ではないと思われます。
あくまでも、見込みです。
楽観は危険です。
取り急ぎ、気になる温帯低気圧に関するお知らせまで。
サラートP永山